昨今、すべての広告メディアにおいて効果測定が求められています。
オフライン広告もWEB広告と同じく、どの程度の申込数が獲得できるか?が問われています。
サンプリングを行った場合、申込の獲得数はどの程度になるか?といったご質問をいただくことも多いです。
ただ、これはオファー内容によって、当たり前ですが大きく異なってきます。
高額商材の無料お試しであれば高いCVRが見込めますし、住宅展示場の見学や車の試乗などは、そう簡単に獲得できるものではありません。
基本的には同じオファー内容のチラシを配布する場合、新聞折り込みやポスティングで受け取ったチラシも、ルートメディアで受け取ったチラシも、
チラシを手に取ってご覧いただいた方のCVRはさほど大きな差異はないと思われます。
特に有名な商品の場合は既に、その商品や企業のブランド力、権威付けがなされており、どこのルートで受け取っても、その商品のブランド価値や商品の価値に
大きな変化が起こるわけではありません。
結局は、その商品のターゲットに届けるためのリーチ単価での比較となります。
例えばチラシの単価50円。但し30代女性にセグメントして1万枚配布する場合、30代女性に1万枚配布する費用は50円×1万枚=50万円となります。
一方で配布単価は10円、セグメント無しで10万枚配布、そのうち30代女性が10%の場合ですと、30代女性に1万枚配布する費用は10円×10万枚=100万円となります。
ルートメディアの特徴はターゲットが明確、かつ一定の配布セグメントが可能なものが多く、結果的にCVRが向上し、CPAが抑えられるということです。
現在配布されているチラシなどのターゲット含有率とターゲットのCVRがわかれば、最適なルートメディア(ターゲット含有率が高く、セグメントへの配布単価が低い)
を見つけることは可能です。
現在の施策との比較で、ある程度の見込み数はでてくると思われます。