これまでのGoogleアナリティクス、所謂「ユニバーサルアナリティクス」(以降UA)
のデータ処理停止まで約1ヶ月となりました。
2023年5月より、UA側にアクセスすると以下のような
カウントダウンが表示されるようになりましたね。(正直うっとうしい)
弊社では、クライアントのアナリティクスを多数管理しているので
昨年の2月頃、ちょうどUA側のページ上部に「GA4に移行せよ」の帯が出始めた頃から、
GA4への移行作業をちまちまと開始しておりました。
移行作業自体は、GA4管理画面の「設定アシスタント」から作業すれば
さほど難しくはないですよね。GTM(Googleタグマネージャー)側での設定はちょっと緊張しましたが、
解説サイトを渡り歩きながらどうにか設定完了できました。
問題はクライアント向けに月一で作成しているアクセスレポート。
可能な限りこれまでのレポートと同じ項目で取得したいのに、取得方法がわからなすぎる。
っていうか「セッション」はどこ行った!!
新規とリピートはどうやって取得するんじゃ!!
あとなんでグラフを月ごとに出来ないんだぁ!!
などなど、同じ思いをされた方も多いことと思います。
月別で取得できないグラフに翻弄される図
(こんなグラフ、クライアントに出せるか!)
そもそもこれまでのUAとGA4とでは、計測ポリシーが異なるのだ。
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計測単位は「ページ」から「イベント」へ
計測方法は「セッション」から「ユーザー」へ
===================
うん…うん…なるほど… (´◜ᾥ◝`)
(この「イベント」って概念がまだいまいちよくわかってない)
当初取得できないレポートは「探索レポート」で無理くり設定して
どうにか形にしてたんですが、当初と現在とで仕様が徐々に変わってきているようで、
現在では以前のレポートとほぼ同じ形で取得できるという事がわかってきました。
UAの数値と見比べても、ほぼ同様な値になっている。
心配だったのがコンバージョンの値だったんですが、
これも1年前にGA4側で必死に設定したりしてたものの、
最近になって『コンバージョン設定をユニバーサルアナリティクスからインポート』できる機能があることに気づき、これだとポチっとな!で設定できてしまうのですね。
しかもちゃんとUAとほぼ近い値で取得できている。これはかなりほっとしました。
最初はチンプンカンプンだったGA4ですが、
実際にレポートを作ってみて色々とわかってくると、結構面白い。
自分で見やすいようにカスタマイズしたり、
探索レポートを使って色々なデータを比較してみたり。
とはいえ慣れるまでには、そこそこ時間もかかりますよね。
最近になって慌ててGA4の設定を始めたという知り合いがぽろぽろ出てきて、
そういうのを見ると「1年前から触っておいてよかったなぁ」と何となく安堵したりしています。
今回はGA4について思うこと諸々、をざっくばらんに書き留めてみましたが、
疑問点や細かいデータの取得方法、自分で調べてみて勉強になったことなどなどを
今後こちらにまとめていこうと思ってます。とりいそぎ本日はここまで。(池上)
GA4設定はじめた当初、うちのBOSSが買ってくれた本です。
基礎の基礎ですが、まんが付きで解説してくれたりわかりやすかったですよ。
■GA4関連の記事
→ Google ユニバーサルアナリティクスはいつまで見れる?
→【GA4】海外サイト計測で海外からのアクセスのみを取得する方法